学力試験のアドバイス【総合型選抜受験者向け】
数学コースでは記述式試験のため、数学の教科書にかかれている内容を十分に理解しておく必要があります。
記述式試験では、数学Ⅲ・数学Cまでの内容を含む、総合的な問題を出題し、数学に関する知識や計算などの技能については、解答の過程であわせて問います。また、一つの問題に対して、いろいろな見方や考え方で解き方を示してもらうこともあります。
そのため、問題を解き、正解を求めることはもちろんですが、計算の過程や答えを書くだけでなく、その過程を筋道立てて示すことができる力を養うことを強く勧めます。
面接、口頭試問のアドバイス【総合型選抜・学校推薦型選抜受験者向け】
なぜそうなるのか、なぜその解き方をするのかなど、数学が苦手・不得意な友人に数学を解説できるようにしてください。そのため、教科書を読み込む際、公式を暗記するというよりも、なぜそれが成り立つのかを説明できるようにしておいてください。
例えば、三角関数や指数関数の導関数の結果を知るだけでなく、定義にもとづいてそれらを求めたり、また、ド・モアブルの定理がどのような定理かを知るだけでなく、それがなぜ成り立つのかを調べ、証明してみたりするなど、数学で学んだことを、結果だけでなくその過程も含めて深く理解しておくことを強く勧めます。
受験生への推薦図書およびその理由
受験⽣への推薦図書としては特段ありませんが、コースごとの推薦図書が、図書館ブログに掲載されています。詳細はこちら。 むしろ教科書(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C)の内容を満遍なく読み込み、特に、数学A や数学B、数学Cでは、授業で扱わなかった内容がある場合、それらの内容についても理解しておくようにしてください。
また、教育に関する内容は、大学に入学してから学んでいきますので、数学コースの希望者は、教育学や数学教育ではなく、数学や統計に関する書籍を読んでおくことを強く勧めます。
(上記以外に)受験生に求めるもの、伝えたいこと
数学の教員は、数学の問題の解き方や教科書に書かれている内容を生徒たちに伝えることだけが仕事ではありません。教科書に書かれている内容の裏側にある数学的な背景や、より高等な数学的な内容を理解した上で、生徒たちに授業を行う必要があります。より高等な数学的な内容を理解していることにより、生徒たちが興味を持ってくれそうな数学の授業を教員自身で創意工夫することができます。そのため大学での4年間はできる限り、高等な数学的な知識を身につけるよう努力してほしいです。
そのためにも、大学で学ぶ数学の前提となる数学Ⅲ、特に微分積分の内容をよく学んでおくようにしてください。また、数学コースでは数学の指定科⽬を設けています。⼀般選抜では「③数学Ⅰ・数学A、数学Ⅱ、数学B、数学C、数学Ⅲ」、⼤学⼊試共通テスト利⽤選抜では「数学② 数学Ⅱ、数学B、数学C」が指定科⽬になります。